勉強しない中学生は放っておくのが正解?親子の幸せに繋がる対策について

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【リライト/下書き】勉強しない中学生は放っておくのが正解?周囲にいる大人の正しい接し方
  • 子どもが勉強しないことに対して、どう対処すべきかを知りたい
  • 放っておくことでどのような結果になるのかを具体的に知りたい
  • 自分がこれからとろうとしている行動の妥当性を確認したい

子どもを放っておいた方がいいのか、干渉した方がいいのか・・・。もうどうすればいいか分からなくて。

うし

自分の対応が間違っているのではないか、と段々と不安になってしまいますよね。

保護者様と個別面談をしていると、子どもに厳しく声かけをするか放っておくのか、どちらが正解か相談される機会が非常に多いです。

ご家庭の親子関係や、お子様のやりたいことなど、状況によって具体的にとる行動は勿論異なりますが、結論としては

放っておくことはゼッタイにNG

です。

親は、子どもの最も近くにいる大人であり、自分のことを一番理解していてほしい存在でもあります。

もちろん、この記事をみてくださっている方の殆どは、

自分の子が自発的に勉強するようになってほしい

という期待を持っていることと存じます。

しかし、勉強してほしいという子どもへの期待が大きければ大きい程、逆に子どもの負担になってしまい、勉強嫌いを加速させてしまうことも。

そこで本記事では、

勉強してほしいという親の思いを正しく届けるために、どのように親子関係を築いていけばいいのか

という観点で、子どもの将来に繋がるような親の関わり方について、ご家庭の状況ごとに網羅的にまとめています。

本記事の信頼性(私の経歴)
プロフィール
  • 現役教育者
  • 個別指導塾/講師 5年
  • 集団塾運営/講師 4年
  • 個別指導塾経営/運営 6年
  • オンライン塾経営 3年目(現在)

うし(https://twitter.com/ushi_yukke)

うし

年間300件以上の学習相談を計6年間実施してきた経験も交えて説明をしていきますね。

中学生のお子様が勉強しないことを放っておくことは、子どもの成長や親子の幸福に重大な悪影響を及ぼす可能性があります。

自分の子どもに対する期待と現実とのギャップを埋めるためにも、子どもの状況に合った対策を是非見つけてくださいね。

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目次

勉強しない中学生を放っておくことはNG

まず、結論の繰り返しになりますが、

勉強しない中学生を放っておくことはゼッタイにNG

です。

勉強しない中学生を放っておくとどうなる?

放っておくと、中学生に限らず、人はドンドン楽な方へ流れていってしまいます。

特に、成長期である中学生の場合、将来やりたいことがまだ明確でない子が多いでしょう。

目標が明確でない子に対して、放っておいて強制力が働かない環境を与えてしまうと、

今までよりももっと勉強しなくなり、娯楽に使う時間がドンドンと増えていく

という結果が待っています。

放っておかれたことで強制力を失った環境では、永遠とスマホをポチポチといじり、you tubeやInstagramのショート動画を見ているうちに1日が終わってしまうでしょう。

だからこそ、子どもの間近にいる親や我々教育者は、適切なサポートや指導を行い、子どもが勉強に取り組む環境を整えてあげる義務があるとも言えます。

うし

中学生の時期は、感受性が豊かで人格形成においても大事な時期。スマホの様な受け身の刺激で貴重な中学生の時を浪費してしまうのは、人生の損失です。

勉強しない中学生を放っておくことで将来的に生じるデメリット

短期的に見れば、勉強せずにスマホなどでダラダラ過ごしてしまうことが、勉強しない子を放っておくことによる大きなデメリットです。

しかし、

このままずっと勉強してくれなかったらどうなってしまうのか、漠然と不安だけがずっとあって。。

将来を見据えた上での悩み相談も数多く受けてきました。

うし

なんとなく不安という状況は、より不安を増してしまいます。勉強をしないことで起こり得る未来を知ることで、漠然とした不安も払拭していきましょう。

1つずつ確認していきましょう。

①学力が低下する

当然ですが、勉強しない子を放っておくとドンドン勉強しなくなり、学力は低下していきます。

学力が全てではありませんが、勉強が分からない状態だと、学生生活の時間の多くが苦痛の時間になってしまいます。

②将来の選択肢が減る

日本の会社の就職環境は、いまだ高学歴の学生であるほど有利です。

勉強をせず、偏差値の低い大学になればなる程、新卒採用で就職活動をする際の選択肢は狭まってしまうことになります。

今やりたいことが明確でない場合には、

できるだけ高学歴の大学に属することが最も収入を安定させやすい堅実な手段であることは変わりありません。

③自己肯定感が低下する

自己肯定感の中には、やればできる感覚である「自己効力感」というモノがあります。

勉強においては、マルをもらう1回1回の経験が、自己効力感を高める貴重な経験でもあるわけです。

うし

マルをもらえたときって嬉しかったですよね。

勉強しない子を放っておく、ということは、自己効力感を高める機会自体を奪ってしまう行為でもあり、結果的に自己肯定感を下げることにも繋がってしまいます。

④自己管理能力が育たない

放っておくことの大きなデメリットの一つは、そもそも子どもが「勉強は今やるべきこと」という認識そのものを持たなくなることです。

やらなくちゃいけないと思っていない状況では、

  • 何時に始めたら終わるか?
  • 優先度の高い宿題は何だろう?

という思考そのものがなくなり、結果的に自分を律する管理能力が育たなくなってしまいます。

うし

注意されることで「今やろうと思ったのに・・・」となること自体は良いことなんですね。

⑤知的好奇心が低下する

勉強しない子を放っておくことは、「知りたい」という欲求そのものを低下させてしまう危険性があります。

例えば、一日中スマホでショート動画を見ている子と、一日1時間読書をする子とでは、得ている知識量に差があるのは明確です。

  • 英語をしゃべれたら格好いいな
  • お金を沢山稼ぎたいな
  • 自分でゲームを作ってみたいな

「~したい」という欲求は、能動的な学びの中からしか湧き出ることはありません。

⑥ストレスに弱くなる

親が子に勉強しろ、と圧力をかけずとも、外部からも当然プレッシャーはかかります。

特に中学生の時期は、仲の良い友達との成績に差があると、比較することによってプレッシャーや劣等感を感じてしまうケースも多いです。

放っておくことで、ストレス耐性が下がり、何でもすぐ投げ出すクセがついてしまう恐れがあります。

うし

親が放っておいたとしても、生きていく上でのストレス自体が無くなるわけではないですからね。

⑦後悔をさせてしまう

将来的に生じるデメリットの最後は、後悔についてです。

18歳になった子に、例えば

おれ、もっと中学生のときに勉強しておけば、もっといい大学にも入れたのかな。

と言われたときに、親自身が、

もっと中学生の頃に言うべきことを言ってあげるべきだったかしら・・・

と思ってしまうと、お互いに後悔の念が残ってしまいますよね。

やったことで生じる後悔というものは殆どなく、むしろ、「やらなかったことによる後悔」の方が時間の経過と共に大きくなってしまいます。

うし

お子様自身のためも勿論ですが、保護者様自身も後悔を残さないように、今やれることは今やりきってほしいと願っています。

子が勉強しない理由は100%親にある?

保護者様と面談をしていると、

周りの子は皆自分から勉強してるのに、なんで自分の子どもだけ。

親としての責任を果たしていないのではないか。

子どもが勉強しない現状を、全て自分の責任だと追い込んでしまっている方もいらっしゃいました。

断言しますが、

子どもが勉強しない理由が親にだけあるなんてことは、断じてありません。

後述しますが、子どもが勉強しなくなる理由は様々です。

例えば、学校で先生に「なんでこんなのもできないんだ?」と言われて傷ついたことが原因になる場合もあります。

勿論、子どもは、他の人からよりも親からの影響の方が強いのは否めませんが、全てを抱え込む必要はありません。

うし

一人で抱え込まないでくださいね。

放っておかないために親がすべき第一歩目

お子様が勉強しないときには、具体的にどう関わればよいのでしょうか。

ポイントは、

いきなり勉強をしてもらおうとしないこと

です。

まずは、

子どもとの対話量を増やすこと

を重視し、

うちの子は今、何を望んでいるんだろう?

という疑問を、保護者様自身の中から薄めていくことが先決です。

お互いを尊重し合う関係性を構築してこそ、親からの「勉強してほしい」という思いも伝わっていきます。

子どもにアプローチする際の注意点

子どもとの対話量を増やすのが大事、とは述べましたが、

中学生の時期は親に干渉されたくない時期

でもあります。

学校から帰ってくるなり

今日学校で何あったの?

と毎日聞かれようものなら、煩わしく感じてしまう可能性も。

うし

私が中学生の頃に言われていたら、自分の部屋に逃げ込んでいたと思います(笑)

オススメは、お子様が自ら話したいタイミングの時に全力で聞くことです。

とは言え、

仕事に家事に忙しくて、いつ来るかもわからない子どもの話を待ち構えている余裕なんてないわ。

というお声もいただいたことがあります。

忙しいのも重々承知しております。

ただ、お子様が話しかけたタイミングを適当に相づちしてしまうリスクは想像よりも大きいです。

親は自分の話を真剣に聞いてくれないか・・・

と子どもは無意識に学習し続けてしまうことで、段々と自分から親に話しかけることがなくなっていってしまいます。

毎回でなくても大丈夫ですので、子どもから声をかけてきた時には、

チャンスだ!!!

と思って、可能な限り話を聞いてあげてくださいね。

放っておかないための第一歩
  • 親からは積極的に話しかけすぎない
  • 子どもから話しかけてきたタイミングを逃さない

自主性が大事、とも言われるから放っておこうか迷っていたけど、アプローチ自体はしていいのね。

と思っていただけると幸いです。

お互いに伝えたいことを伝えあえる親子関係を構築するためにも、まずは子どもからの会話を大事にしてあげてくださいね。

うし

戦略的にいきましょう。

子が勉強しない理由への対策5選

続いては、お子様が勉強しないときの対策方法について確認していきましょう。

子どもが勉強しない理由は、本当に様々あります。

うし

様々なお子様を指導していく中で、勉強しなくなってしまっていた実際の例を整理してご紹介していきます。

勉強しない理由①【自信がない】

勉強しなくなる原因となりやすい1つ目の理由は、やればできるという自己効力感の低下です。

  • 授業を聞く →分からない
  • 問題に取り組む → 間違える
  • 解答を見る → 分からない
  • 「なんでこんなのもできないの?」と言われた

という経験が増えてくると、勉強に対して

どうせやっても分かんないからやりたくない。自分には無理。

という認識になってしまいます。

その際に有効なのは、

小さな成功体験を再度積み重ねていくこと

です。

10問中2問正解した時に、

 8問間違えてしまった

という思考では成功体験を積みにくいです。

ですが、勉強をしなくなってしまう子は、間違いの方に意識を向けてしまうクセがついてしまっています。

勉強内容が難しくなってくるのであれば、映像授業や学習塾の力を借りるのも1つの手段ですが、まずは

 2問正解できている

という思考になるように、小さな成功体験を肯定できるマインドを育むことが重要です。

効果的な声かけ方法(過程を褒める)

必要となる声かけは、結果ではなく、過程を評価してあげることです。

今回は、早めにテスト対策に取り組んでてえらかったね!

結果と違って、過程は自分の努力でコントロールできる部分。

まず、過程を褒める。

結果が良ければ、結果はその後褒める。

勉強がわからなくなって自信を失ってしまっている場合には、特に過程を重視してほめてあげてくださいね。

子に自信がない時のアプローチ方法
  • 既にできている部分や過程に着目し、評価してあげる。
うし

後述しますが、反抗期真っ只中のお子様の場合は、別の誰かに役割を任せましょう!

勉強しない理由②【時間がない】

勉強しなくなる原因の2つ目は、時間の不足です。

(勉強した方がいいのは何となく分かっているけど、)時間がなくって・・・

「時間がない」と言う子は、勉強した方がいいこと自体はなんとなく分かっている場合が多いです。

時間がない」を言い換えると、「勉強の優先度が他の事よりも低い」となります。

勉強よりも優先したいことは、中学生の時期は特に沢山あるため、勉強した方がいいのは何となく分かっていても誘惑に自力で打ち勝つのは非常に困難です。

勉強よりも優先されやすい事
  • 部活動
  • 友達との交流
  • アニメ
  • ゲーム
  • 推し活

そこで、有効になるのは強制力

今優先していることにかける時間を「強制的に」少し減らして、減らした分だけ勉強する時間に充てる方法

がオススメです。

そうすることで、今より確実に勉強の優先度が引き上がっていきます。

子に時間がない時のアプローチ方法
  • 勉強以外にかけている時間を全てピックアップする
  • ピックアップした中から、減らすことを1つ決める
  • 減らした分だけ、強制的に学習時間に充てる

時間がない、という理由の場合は、多少強めにアプローチしても大丈夫です。むしろ、積極的に介入してあげてください。

うし

ポイントは、合意の上での強制
最終的には、お子様自身にルールを決めてもらいましょう。

効果的な声かけ方法(管理をする)

時間の使い方を一緒に見直してみない?

子どもにとっては有効に時間を使っているつもりでも、いざ1日の過ごし方を確認したら、まだまだムダが多い場合があります。

本当に勉強時間を1秒もとれない程に忙しい子はいませんので、ぜひとも親の時間管理能力を子に授けてあげてくださいね。

勉強しない理由③【目的がない】

勉強しなくなる原因の3つ目は、目的の不足です。

勉強して何になるの?意味ないことしたくない。

行動の原動力に「目的」「目標」が必要な子の場合は、なぜ勉強をするのかの意義がないとやりません。

(逆に意義が見つかれば、恐ろしい熱量でやります。)

とはいえ、いきなり目的・目標なんてものが見つかったら苦労はしませんね。

そこでオススメなのは、仮でもいいので一緒に目標を決めること

うし

仮の目標からでも逆算した計画を立ててあげることで、行動できるようになるお子様を沢山見てきました!

目標設定の仕方については下記の記事もご参照ください。
中高一貫校で中だるみ?子の勉強しないを解消するための最重要ポイントは?

効果的な声かけ方法(目的を探す)

理想の自分像ってある?どんな自分でいたい?

やりたいことを聞かれると答えにくい場合が多いですが、「自分はどうありたいか?」という質問に対しては、回答しやすくなります

例えば、

うーん、可愛くって生き生きとした人でいたいな。

と答えたら、

  • 「可愛い」ってどんな人をカワイイって思うの?
  • 「生き生きとしている人」って、どんな1日を過ごしてると思う?

のように、出てきた言葉を更に深堀りしてみましょう。

理想の自分像をイメージすることで、やりたいことの糸口が見つかることもあります。

その時は勉強に限らず子どもが「やりたい」と思ったことをまず応援してあげましょう

勉強しない理由④【体力がない】

勉強しなくなる原因の4つ目は、体力の不足です。

その話・・・また今度でいい・・・?

日々やることで疲れ切ってしまっていて、勉強どころではない時期もあります。

部活、学校の授業、習い事、人間関係、SNS

中学生はある意味、人生で最も忙しい時期でもあります。

お子様が疲れ切っている時は、大事なことを話すタイミングではありません。

お子様に体力が残っていない時は、

グッと我慢

です。

声かけのタイミングは、子どもに余裕のあるときを見計らう必要があります。

うし

習い事が多すぎる場合もありますね。

子どもが疲れ切っている時のアプローチ方法
  • 子どもが疲れ切っている時は、勉強についての話題には触れない
  • 体力があるタイミングを見計らって、悩み事がないかを聞いてみる
  • オーバーワークになっていたら、やるべきことを減らしてあげる

効果的な声かけ方法(寄り添う)

いつもがんばってるね。今ちょっと時間ある?

体力がないと感じている子どもに対しては、いきなり要件を言うのではなく、ワンクッションいれてあげることで、親と話すこと=ストレス、という前提を防ぐことが大事です。

また、親から見たら勉強していないことを指摘したくなる状況かもしれませんが、子どもは部活や普段の学校生活で疲れて切っています。

子どもが疲れ切っているときは、寄り添う姿勢から意識していきましょう。

勉強しない理由⑤【反抗期】

勉強しなくなる原因の5つ目は、反抗期です。

勉強しろ、って言われると余計やりたくなくなるんだよ。

唯一、お子様と会話をすることが困難なケースがあります。

それはお子様が反抗期真っ只中の時。

反抗期とは言い換えれば、自分でモノゴトを決定したい時期

尊敬している人の言葉でない限りは、基本的には他人に自分の事を決められたくない時期です。

反抗期は今まで干渉されすぎて我慢してきた反動でもありますので、反動を収めるために

積極的に距離をとるべき時期

でもあります。

子どもが反抗期の時のアプローチ方法
  • 同じことで2度注意しない
  • 子どもに無視されても挨拶だけは毎日する
  • 言いたい事を第三者に代わりに言ってもらう
うし

距離をとる=話しかけない、というわけではないです。

反抗期に突入しているときは、保護者様自身もグッと堪える時期。

言いたいことを自分が直接子どもに言えない分、

  • 保護者様の悩みを相談できる相手
  • 代わりに子どもを指導してくれる人

も用意しておきたい所です。

効果的な声かけ方法①(返答を期待しない)

おはよー。

おやすみー。

返答が返ってこないことも多く、一瞬心が折れそうになりますが、差しさわりない言葉を投げかけ続けることが大事です。

挨拶を1日1回するだけでも、子どもの存在を認めていることを伝えるツールになります。

子どもの行動に対して、親としてのコントロールが利かなくなっていることへの焦りから、つい干渉したくなるお気持ちも十分に分かります。

ですが、大事なのは子どもをコントロールしようという執着心を持たないことです。

どうしても、の時は、第三者に協力を求めましょう。

効果的な声かけ方法②(一緒にやる)

一緒に勉強しようよ!

勉強を強制されてきたことによる反発であった場合は、強制ではなく、協力関係になることで解決できる場合もあります。

詳しくは、下記の記事も参考にしてください。

放っておいても良いパターンは?

放っておくのはゼッタイにNG、と言った手前、意図的に放っておいても良い場合も少なからずあります。

放っておいてもよい子

将来の目標が明確にあり、常にイメージができている子

に限り、放っておいても大丈夫です。

将来の目標が明確にある子の場合、目標を達成するために勉強が必要となると、自然とやるようになります。

うし

厳密に言えば、放っておいているというより、子を信頼して任せている状態ですね。

一旦、放っておく方がよい時

親自身がストレスを抱えすぎて、疲れ果ててしまっている場合

親も一人の人間です。まずは自分自身を大事にしてほしいです。

親がイライラしていると、子どもにも間接的に伝わっていきます。

子どものことまで考えている余裕がもてない・・・

そんな時は、友達に相談したり、外部の力を積極的に借りたりしましょう。

大丈夫です、一人で抱え込む必要はありません。

学習塾の多くは無料の学習相談も実施していますので、話をしにいくだけでも自分の中で気持ちの生理がつくかもしれません。

一人で抱えずに学習相談に行ってみましょう

もし、近くの塾で話を聞いてくれる所がなければ、ご相談くださいね。

勉強しない中学生に対するアプローチ方法まとめ

  • 勉強しない中学生を放っておくことはNG
  • いきなり勉強してもらおうとしないことが大事
  • 勉強しない原因に対して、適切な声かけをしていくこと

本記事では、

  • 勉強しないことで生じる7つのデメリット
  • 勉強しない代表的な原因に対しての5つの対策

について解説しました。

中学生が勉強しない場合には、総じて子どもに寄り添う姿勢が大切。

ただし、保護者様たちだけで悩みを抱え込む必要もございません。

子どもの学習意欲を引き出すため、民間の教育機関や教育の専門家の間でも様々な工夫がなされています。

例えば、ゲームが好きなお子様なら、ゲーム感覚で学べる教材を試してみるのもおすすめです。

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どうしたらいいか分からないからという場合でも、放っておくのではなく、積極的に第三者の手助けも借りていきましょう。

もし「誰にも相談できない・・・」とお悩みの方は、是非ご相談ください。

私は現在、塾でもできない部分をサポートするために完全マンツーマン形式でオンライン学習指導を実施しております。

指導内容について

ふとしたキッカケ一つで、のめり込むように学習するようになってくれたお子様を、私は何十人と見てきました。

お子様とどう接したらいいかお一人で悩む必要はありません。

適切なアプローチ方法で、少しでもお子様の姿勢が変わっていくこと、保護者様の不安が減っていくことを願っています。

Q&A

放任主義とほったらかしの違いは?

子どものしたいことができる最低限の教育を行った上で、敢えて干渉しない子育て方法が、正しい意味での放任主義になります。一方で、子どものしたいことができる最低限の教育も行わず、教育を途中で放棄することは、ほったらかしに該当します。

放置しても大丈夫な子の特徴は?

勉強に対しての成功体験を積み重ねているお子様や、諦めないマインドを持っているお子様は、親が放置していても自発的に学習を進められる傾向にあります。

勉強をやる子とやらない子の違いは?

マインド面と環境の差です。「自分はやればできる」というマインドがあるお子様は、きっかけさえあれば勉強します。また、勉強を進んでできる子は、勉強しやすい環境に身を置いているからできる、という環境の力による所も大きいです。

中学生で勉強嫌いな子の割合は?

中学2年生の時点で約6割の子が「全く好きではない」「あまり好きではない」と回答しています。(ベネッセ教育総合研究所調べ)。

中学生に必要な1日の自己学習時間は?

学年別に見ると、以下のようなデータがあります。

※宿題の時間、家庭学習の時間、そして学習塾での学習時間が含まれています。

ただし、データはあくまで平均値であり、個々の学習状況や目標によって、必要な学習量は異なります。

また、質の高い学習を行うことが重要であり、単に時間を多くするだけが勉強の効果を高めるわけではありません。

効率的な学習方法や、子どもの興味・関心に合わせた学習内容を選択することも、学習効果を高めるためには大切となります。

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