国語は塾で必要?読解力を鍛えるために必ず持っておくべき心構え

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読解力を鍛えるために塾で国語を習う必要はある?

✓子どもの読解力に不安がある
✓国語を塾で習わせるべきか迷っている 
✓読解力を高めるための家庭学習の方法や塾の選び方を知りたい

塾で国語を習わせる必要はあるのかしら?

うし

私自身は中学生の頃に国語の解き方を教わったことで苦手を克服できました!

国語は塾で習うものではない、というお考えを持たれている保護者様は多いです。

しかし、

学力向上、ひいては今後のあらゆる学習において、読解力の向上は欠かせません。

なぜなら、文字を読んで正確な情報を得る力は、国語の勉強に限った話ではないためです。

本記事では、国語を塾で習う必要があるのか、というテーマについて、「読解力」という視点を中心にしてお伝えしていきます。

本記事の信頼性(私の経歴)
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  • 現役教育者
  • 個別指導塾/講師 5年
  • 集団塾運営/講師 4年
  • 個別指導塾経営/運営 6年
  • オンライン塾経営 3年目(現在)

うし(https://twitter.com/ushi_yukke)

結論としましては、

読解力を鍛えることが最優先であれば、専用のコースを設置している学習塾を選びましょう!

ただし、何も考えずにいきなり塾通いをするのも危険です。

塾通いを検討する前にご家庭で実施できることも具体的にお伝えしていきますので、是非最後までお読みください。

目次

国語の読解力を鍛える目的であれば塾は必要です

まず、読解力を鍛える目的なら、自力で取り組むよりもプロのサービス、つまり塾の力を借りることを強くオススメ致します。

うし

私自身、中学2年生の頃まで国語は大の苦手科目でした・・・。ですが、塾の国語の先生に出会ってから、「読解問題を解ける」感覚を身につけることができ、今ではブログを書くことに対しての抵抗すらなくなってしまいました。

そもそも読解力とは?

学習到達度調査(PISA)によれば、読解力は

読解力の定義
  1. 情報を探し出す
  2. 理解する
  3. 評価し、熟考する

の3要素で定義されています。

要するに、

文章を読んで内容を正しく理解し、考える力

です。

国語の学習に限定するならば、

問題で問われている内容を、文章中から正確に抜き出す力

となります。

文章は国語に限らず、勿論どの教科でも出てきます。

つまり、読解力を鍛えることは、全科目の学力の底上げに繋がるということ。

うし

学力向上のためにも、読解力は必要不可欠!

読解力を鍛えるには?

読解力を鍛える具体的な行動としては、

読解力を鍛える3要素

①語彙

②文法

③教養

上記の3点をバランスよく学びつつ、学習量を確保することが大切になります。

文章をやみくもに沢山読むだけでは、意図的に読解力を養うことはできません。

やみくもに文章を沢山読んだときのデメリット
  • 語い力が向上しない
  • 誤った文法知識を定着させてしまう
うし

せっかく頑張ってお子様が学習しても、力になっていないどころか逆効果になっているとしたら悲しいですよね。。

語彙力を鍛えないとどうなる?

例えば、よくある読み間違いの例として、

誤)彼は、自分の体験をもとにした小説を著(ちょ)した。

正)彼は、自分の体験をもとにした小説を著(あらわ)した。

誤った読み方のまま読み続けたり、読み方や意味があいまいなまま読み続けたりしてしまうと、一向に語彙力が鍛えらず、結果、文章を正しく読むことができなくなってしまいます

うし

あいまいなまま読み続けてしまうクセがついているお子様は非常に多いです!成績が伸びない原因としても挙がりやすい部分になります。

文法力を鍛えないとどうなる?

例えば、修飾語の考え方を身につけないと、長い文章を読んだ時に、

長い・・・読みたくない・・・

となってしまい、文章を読むこと自体に大きな負荷がかかってしまい、ますます適当に読むようになってしまいます。

例えば、

とてもほこりっぽい、木製の棚は、数え切れないほどの色あせた革装丁の本でいっぱいになっており、知識と歴史の宝庫となっていました。

という文章があった時に、修飾語(赤い部分)を抜いてしまえば、

棚は、本でいっぱいになっており、宝庫となっていました。

文字数は半分以下になります。文法力をつけないということは、それだけ文の本質を捉えにくくなってしまうということです。

うし

名詞、動詞、形容詞、副詞、の4つだけでも最低限マスターしておかないと、文章を早く正確に理解することができません。

教養をつけないとどうなる?

例えば、

SDGsの目標の一つは、質の高い教育をみんなに提供することです。・・・。

という文章を読む際に、

SDGsという言葉の意味が「持続可能な開発目標」であり、「国連が定める国際的な目標で、2030年までに達成を目指している」ということを知らないと、読みながらずっと

(SDGs・・・って一体なんなんだ?)

という疑問を抱えながら文章を読むことになり、文章の内容を正しく理解するどころか、何を読んでいるのかも分からなくなってしまいます。

なぜ国語の読解力を鍛えるためなら塾が必要なのか?

読解力を鍛えるために塾が必要な理由については、

読解力を意図的に鍛えることは難しいため

です。

日本の読解力を図る数値は、直近の結果では改善傾向にあるとはいえ、2012年以降は下がり傾向にあります。

引用:https://www.nier.go.jp/kokusai/pisa/pdf/2022/01_point_2.pdf

読解力を鍛えるには、①語い、②文法、③教養、の3要素が必要と述べましたが、3点を網羅しながら意図的に自己学習を行うことはかなり難易度が高いです。

また、学習到達度調査(PISA)同資料によれば、「自律学習を行う自信がある」という項目における結果では、OECD加盟国37か国中、日本は34位でした。

自己学習に対する自信がないから

ということも、自己学習で読解力を向上させにくい原因の1つです。

最後の理由は、

国語はセンスで解くものではないから

です。

かつて中学生の頃の私も、

うし

国語なんてセンスだろ・・・。勉強しようがないじゃん。

と思っており、同じように解いても点数が高いときもあれば、全然とれない時もありました。

しかし、塾に通い始めたときに、国語の先生から

国語も数学の公式と同じように、読み方、解き方がちゃんとあるの。読む人によって答えが1つに決まらないとしたら、問題にならないじゃない。

うし

ッ!!!!!!!

国語はセンスという今までの考え方を根本からひっくり返される一言を言われ、そこから私の国語の力はメキメキ向上していくことになります。

うし

国語の学習の仕方が分かって、問題を解ける感覚が身についてからは、文章を読むこと自体が楽しくなっていきました。塾に通わせてくれた両親、大事なことをズバッと教えてくれた先生には感謝しかないです!

ただし、文章を読み解く方法については学校の教科書には体系的に載っておりませんし、学校の先生も授業で取り扱うことがほとんどありません。だからこそ、プロの力が必要なのです。

やっぱり国語も塾が必要なのね。

うし

最後に一つ確認です!ご家庭で取り組めることがまだ残っていませんか?

塾に通うにもお金がかかります。

ご家庭でできることをやってみて、それでもどうにもならない時に検討することが大事です。

塾に通う前にまずやってほしいことを3つに分けてお伝えしていきますので、取り組んでみて不安に感じたら、その時に塾通いを検討してみましょう。

国語の読解力を鍛えるために塾に通う前にまずやってほしいこと3選

読解力を鍛えるために塾に通う前にまずやってほしいことは、以下の3つです。

うし

この章はお子様向けに記載しているので、可能であれば、是非親子で一緒に確認していただきたいです!

①毎日『読む』習慣をつける

読解力を鍛えるため、塾に通う前にまずやってほしいことの一つが、

毎日文章を読むこと

です。

スマホやパソコンからではなく、紙の書籍であることが望ましいです。

読むことは読解力を鍛えるためには必須の行動であり、まずは文を読む習慣づけを目指していただきたいです。

その習慣づけがまさにむずかしくて・・・

うし

簡単ではないのは確かです。ただ、いきなり諦めるのはなく、まずはお子様と話し合ってみましょう!

継続のコツは3点。

  1. 「読解力を向上させたい」という目標をお子様と共有する
  2. 読書時間をなるべく固定し、一緒に取り組む
  3. 読むものは、お子様の好きなものや興味のあるものから選ぶ

『読む』という作業そのものを嫌いになってしまっては本末転倒です。

まずは、楽しい、というプラスの感情と紐づけることで、行動までの心理的ハードルを下げることができます。

うし

マンガでもOKです!私も、マンガから得た表現が沢山あります。

近年では、マンガを一切読まずにアニメ(動画)で楽しむお子様も増えています。読むことそのものが嫌いというお子様に対しては、娯楽=悪、と考えるのではなく、紙媒体のマンガでまずはアプローチをかけてみましょう。

②分からない言葉を放置しない

読解力を鍛えるために塾に通う前にまずやってほしいことのもう一つが、

分からない言葉が出てきた時に放置しないこと

です。

分からない言葉が出てきたらすぐに人に聞いたり調べたりできると、語い力がドンドン増えて、文章の内容や意図をその場で理解することができるようになっていきます。

分からない言葉を調べるときのコツを3つにまとめると、

  1. その場に人がいたら、すぐに聞く
  2. 辞書やインターネット、自分にとって調べやすい方法で調べる
  3. 1.2の行動を後回しにしない(★最重要★

自分の知らない言葉に出会うことは、学びのチャンス。

うし

分からない言葉を放置しないお子様は、語い力の向上も早いです。

子どもが分からない言葉を親に聞いてきたタイミングで、適当な返事を返したりしてませんでしたか?

親に聞いても答えてくれない

となると、知らない言葉を知ろうとする自主性にドンドン蓋をしていってしまいます。

③音読する

読解力を鍛えるために塾に通う前にまずやってほしいことの3つ目は、音読です。

音読のメリットは、

  1. 飛ばし読みを自然と防ぐことができる
  2. 自分の言葉を耳で聞くことで定着しやすくなる
  3. 発音やアクセントのうろ覚え箇所が一発で分かる

音読は、読解力を鍛えるための効果的な方法の1つ。

うし

音読が恥ずかしい、というお子様には、口パクから始めてもOKです。口を動かすだけでも、文字を意識的に読む練習に役立ちます。

まずご家庭でできることにチャレンジしてみて、ムズカシイとなればその時に初めて塾通いを検討しましょう。

国語の読解力を鍛えるために塾で習う際のNG集

一緒に取り組んでみて、自己学習は難しそうだったから塾で国語をとらせようかしら。

うし

一度自己学習にチャレンジすると、塾に何を求めれば良いかがハッキリしますね。ぜひ、読解力を鍛えるための指導をしてくれる塾を選びましょう。

しかし、すべての塾の指導が読解力を鍛えるための指導になっているわけではありません。

ぜひ、以下の点に注意して塾探しを行いましょう。

1つずつ解説しますね。

分からない言葉、もしくはその調べ方を教えてくれない

これ→「葛藤」の読み方が分からないです。。

講師

問題を解くうえで支障ないから、それは今読めなくても大丈夫だよ!

こんな場面が極稀にあります。

普通に考えたらあり得ない光景ですが、問題を解くために必要なこと以外は解説できない、という講師も一定数存在します。

NG例①)分からない言葉、もしくはその調べ方を教えてくれない

語い力が向上しない

文章の「読み方」を教えてくれない

大問1の(3)の問題が分からないです。

講師

その答えは、第2段落に書いてあるから、そこから抜き出せばいいよ!

一見ちゃんとした指導にも見えますが、NGです。

講師が教えるべきは、

 どこに答えが書いてあるかという結果論

 問題を読んでから解答を導くまでの過程

です。

その問題の答えがどこにあるかを知っても、読解力は鍛えることができません。

その点、どうやったら答えを導き出せるかの知識をつけることができれば、読解力は少しずつ養われていきます。

例えば、

講師

「これ、あれ」などの指示語は直前の内容を差すことが多いから、まずは一つ前の文章から探すと見つかりやすいよ。

のように、文の流れを捉えるような知識、つまり文章の読み方を教えてくれる講師の授業を受けると、

指示語が出てきた → まずは一つ前の文章から探そう

という思考回路を得ることができます。

他にも、

  • 接続詞の捉え方
  • 段落ごとの要約の仕方
  • 筆者の主張の探し方

など、様々な文法知識の組み合わせによって読解力は向上していきます。

NG例②)文章の「読み方」を教えてくれない

文法力が向上しない

文章のテーマに合わせたその他の予備知識を教えてくれない

今回の文章はSDGsに関する文章で、内容に慣れてないから読みにくかったです。

講師

確かに難しい内容だったよねー。・・・。

扱うテーマに関する知識を広げられないような指導はNGです。

講師側にそもそも教養がない場合、せっかく良いテーマの文章を扱っても子どもの興味関心は広がっていきません。

NG例③)文章のテーマに合わせたその他の予備知識を教えてくれない

教養が身につかない

特に小学校4年生以降は、授業内容が日常生活の身近な話題から、文化、歴史、経済、などへテーマが広がるため、テーマごとの興味関心を深めることも非常に重要となります。

読解力を鍛えられないNG指導を受けると、

知識、経験が増えない

毎回感覚で文章を読むことになり、一向に読解問題を解けるようにならない

といった負のサイクルに陥ってしまいます。

今まさに塾通いをされているにも関わらず、お子様の読解力向上がなされていない場合は、塾を変えることを強くオススメ致します。

国語の読解力を鍛えるためのおすすめ塾は?

読解力を鍛えるためのおすすめ塾とは、

読解力向上のためのカリキュラムや教材が用意されている

ことです。

※講師の質は各場所ごとにランダム要素が強いため、最優先で判断すべきは、

読解力向上のためのシステムがあるかどうか

です。

読解力を鍛えるためのシステムが整っているおすすめ塾の一例を下記に紹介しますので、参考になれば幸いです。

速読解力を鍛え自立学習を促す塾 Z-NET SCHOOL

引用元:https://www.z-netschool.jp/about/

Z-NET SCHOOL(ゼィーネットスクール)は、東京・神奈川・千葉に校舎を持つ個別指導塾で、以下の特徴があります。

z-netschoolの特徴

①一人ひとりの個性から学力を伸ばす

②個別の学習のやり方、仕方を設計してくれる

③自ら学習する力、自立学習力を育てる

④速読解力を育てる

『速く正確に読み解く力』は、自立学習力を高めるためには不可欠

という価値観を元に運営されている塾になります。

うし

自立学習力を高めることに焦点を当てている点が素晴らしいです!

日本速脳速読協会と業務提携

Z-NET SCHOOLは、日本速脳速読協会と業務提携をしており、成果に繋がるプログラムが組まれているのが最大の安心ポイントです。

読解力を高めるためのプログラムとして、

  • 語い力の強化のトレーニング
  • 文法理解のトレーニング
  • 多読トレーニング

速読力を高めるプログラムとして、

  • 音読⇒黙読⇒視読につなげるトレーニング
  • 視覚、視野のトレーニング
  • 速読のための各種トレーニング
うし

読解力を鍛えるために必要な要素が網羅されていますね。

Z-NET SCHOOLには、

読解力のみならず、速読力を養うプログラムまで組まれています。

具体的な講座内容

講座名強化内容料金
スポーツビジョン動体視力・速読6,600円
速読解力・論理思考力国語・算数/数学11,000円 8,580円
新国語《受験対策 読解力》語彙力・文法力11,000円 8,580円
速読聴英語英語読解・リスニング11,000円 8,580円
※複数コース受講で、割引アリ。

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料金は?

速読解トレーニングに関しては、

学年回数料金
小学生週1回8,580円~
中学生週2回14,410円~
速読解トレーニング 料金

手頃な価格からの受講が可能です。

また、一般的な塾と同様、他科目の授業と併用することも可能です。

一例を下記にまとめます。

学年教科回数料金
小1~小3・国語、算数
+速読解トレーニング
週221,780円
小4~小6・国語、算数
+速読解トレーニング
週225,190円
中1・英語、数学、国語から2つ選択
+速読解トレーニング
+速読聴英語トレーニング
週230,470円
中2・英語、数学、国語から2つ選択
+速読解トレーニング
+速読聴英語トレーニング
週332,560円
中3・英語、数学、国語から2つ選択
+速読解トレーニング
+速読聴英語トレーニング
週337,730円
教科学習のコース 料金一覧

受講に必要な料金をホームページ上に明記し、明瞭な価格開示をしている点も、z-netschoolの特徴の一つです。

うし

資料請求前に、受講料金を知れるのは安心ですね!

塾を検討するなら無料体験しないのは損

Z-NET SCHOOLは、無料体験が可能な塾ですので、お子様の読解力向上を図る目的で塾を検討している方はまずお問い合わせをしてみましょう。

受講できる無料体験は2種類です。

  • 無料体験授業(各校舎で可能)
  • 速読解体験(オンラインでも可能)
うし

塾業界は無料体験があるのがいいですね。実際に試してみてから判断できるので、お客様側にデメリットがありません。

即読解体験はオンラインで全国どこからでも受講できるため、関東圏でないご家庭様もご安心ください。

\ ★今なら体験も実施中★ /

私も実際に体験してみました。内容が気になる方は下記の記事もご参照ください。

まとめ 今日からでも読解力は鍛えられる。正しい学習環境で学びましょう。

以下、まとめです。

まとめ
  • 自己学習で読解力を養うことは難しい
  • 読解力を鍛える目的なら、塾で国語を習った方が良い
  • 読解力を養うノウハウを持った塾を選ぶことが重要

読解力は、国語の試験で高得点をとるだけでなく、人生においても重要な力。

読解力を向上させたい、という目標をお子様自身に持ってもらえれば、自分から勝手に言葉の意味を調べるようにもなってくれます。

うし

目的は塾に行くことではないので、まずは読解力を鍛えるための方法を今からご家庭で実践してみてくださいね!

自宅ではどうにも限界、となったら、プロのサービスの力を借りましょう。

\ ★今なら体験も実施中★ /

それでももし、既存の塾サービスだと合わない、となった時はご相談ください。

お問い合わせフォーム 

うし

私自身は、塾でもできない部分をサポートするための指導を完全マンツーマン/オンライン形式で実施しております。

指導内容について

お子様に適した学習環境は必ず見つかります。

お子様が楽しんで学習できる環境に身を置けることを、私も願っています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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