塾が必要ない子もいる?中学生のお子様のために必ず確認してほしい5つの判断基準

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塾が必要ない子もいる?中学生のお子様のために必ず確認してほしい5つの判断基準

本記事では、中学生のお子様をお持ちの保護者様に向けて、塾に通う必要性について解説します。

え?塾って行かせなくちゃいけないものなの??

うし

大事なお子様の将来を考えると、不安になりますよね。ですが、塾が必要ない子もおりますよ!

文部科学省「平成30年度子供の学習費調査」に掲載されている統計では、塾に通っている中学生の割合は、公立中学で約69%、私立中学で約60%であり、実に6割強の中学生が塾で勉強しているという事実があります。

ですが、必ずしも塾に通う必要はございません

お子様によっては自宅学習や学校の授業で十分に内容を理解できている場合もあり、塾に通うことがむしろ負担になってしまう場合もあります。

そこで本記事では、

  • 塾に通わせるかどうかの判断基準
  • 塾に通わせない場合に親がすべきフォローの仕方

について、教育のプロの目線でお伝え致します。

本記事の信頼性(私の経歴)
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  • 現役教育者
  • 個別指導塾/講師 5年
  • 集団塾運営/講師 4年
  • 個別指導塾経営/運営 6年
  • オンライン塾経営 3年目(現在)

うし(https://twitter.com/ushi_yukke)

うし

塾業界での活動歴15年以上の私が、実際に塾講師も責任者も経験したからこそ言える目線で解説をしていきます。

この記事を読むことで、

自分のお子様に塾が必要なのか、もしくは自宅学習で大丈夫なのかの判断をできるようになります

ぜひ最後までお付き合いください。

塾に通わず自分のペースで学習を進めることが向いているお子様や、勉強自体が嫌いなお子様には、通信教材がオススメです。

【迷わず失敗しない選び方】中学生におすすめの通信教育サービス8選

目次

塾が必要な子はどんな中学生か?

塾が必要な中学生の条件は、

塾に通うことで得られるメリットが複数あり、かつデメリットがないこと

です。

うし

「デメリットがない」ということがポイントです。

まずは、大まかに判断していきましょう。

塾に通うことで得られるメリットは?

メリット

塾に通うことでお子様が得られるメリットとしては、以下のような点があります。

塾に通うメリット
  • 学習意欲が高まる
  • 良き相談相手ができる
  • 勉強に集中できる環境が手に入る
  • 苦手な分野を克服することができる
  • 定期テスト対策や受験対策の指導を受けられる

目標達成の手段として魅力を感じるのであれば、通塾に費用をかける価値は十分にあります。

塾に通うことのデメリットは?

また、塾に通うことでお子様に想定されるデメリットとしては、以下のような点があります。

塾通いで想定されるデメリット
  • 塾の指導が合わない場合、逆に成績が悪化することがある
  • 塾に通うことで、余裕のない生活になってしまう
  • 塾の指導に縛られ、自分で勉強することができない

塾に通うことで、かえってお子様の負担になってしまう場合もあります

例えば、部活動や他の習い事が忙しく、時間的な余裕がない場合や、自宅学習で十分に理解できている場合です。

高い学費を払って状況が悪化したら、元の子もありません。

うし

塾に通い出したことで安心し、通塾前にできていた自己学習を止めてしまうお子様も少なからずおります。

塾に通うことにはデメリットもあり、必ずしも学力向上につながるわけではないということをお知りおきください。

塾が必要ない子かどうかの5つの判断基準

塾が必要ない子かどうかの5つの判断基準

塾が必要ない子の条件は、下記の5つです。

塾が必要ない子の条件
  1. 学習計画を立てることができる
  2. スケジュール管理を行うことができる
  3. 自分に合った問題集を持っている
  4. 分からない所を解決できる
  5. 必要な受験情報を得ることができる

必ずしもお子様一人でやりきれる必要はありません。

うし

私が指導してきた高校生のお子様の中には、「中学の頃は塾に行かなくてもなんとかなっていた」という子も沢山いらっしゃいましたよ!

1つずつ補足していきますので、不安な要素がないか確認してみましょう。

1.学習計画を立てることができる

【難易度】★★☆☆☆

学習計画を立てられることは、塾に行かないための必須条件です。

中学校1,2年生のお子様であれば定期テスト範囲レベルで学習計画が立てられれば十分です。

中学校3年生のお子様であれば、受験までの学習計画を立てられるレベルが求められます。

2.スケジュール管理を行うことができる

【難易度】★★★★★

立てた学習計画を実行できる力があるお子様であれば、塾に通わなくていい要素の一つになります。

塾に通わない場合、必ず勉強しなくてはならないという【強制力】がありません。

自己管理能力の高さが求められるため、家だとダラダラしてしまうというお子様の場合は、少なくとも親の声かけは必須ですね。

3.自分に合った問題集を持っている

【難易度】★★★☆☆

学校で配布される問題集は、提出のために書き込まなければいけない場合も多いため、繰り返し学習できる問題集を各教科で1冊ずつ所持している必要があります。

書店で購入される際は、必ず解説が分かりやすい問題集を選びましょう。

また、市販の問題集も既に試したという方も、塾通いを検討する前に、ご自宅で取り組める通信教育サービスを試してみるのも今の時代ではオススメです

→ 中学生におすすめの通信教育サービス8選はコチラ

4.分からない所を解決できる

【難易度】★★★★☆

分からないことを自力で解決できるお子様であれば、塾に通うメリットはかなり少なくなります。

解決手段の例
  • 学校の先生に聞く
  • 友達に教えてもらう
  • インターネットで調べる

意外と盲点になっているのが、「学校の先生に聞くこと」。

うし

授業中の説明が分かりにくくても、個別に質問に行くと分かりやすく教えてくれる先生も沢山います。

個人的なオススメは、得意教科を1つ作って友達と教え合うことですね。

自分は得意教科を教えることでさらに理解が深まり、友達の手助けにもなる。

苦手教科は友達に教えてもらえることで、まさに皆が得をする状況を作れます。

無料でオススメの解決の方法 You Tube

最近では、you tubeで無料で解説動画をアップしている方が多数おります。

個人的なオススメは、教育系you tuberの葉一さんが配信している授業チャンネルです。

とある男が授業をしてみた

このブログを見ている方であれば、すでにご存じかもしれませんね。

お子様の苦手単元がピンポイントである場合には、分からない単元を視聴するだけで解決できる可能性が高いです。

5.必要な受験情報を得ることができる

【難易度】★★★★★

保護者様向けの条件にもなりますが、塾に通わない場合は自分で受験情報を調べる必要が生じます。

受験期に生じやすいお悩み
  • 志望校はどうやって決めたらいいのか?
  • 模試はいつから受けさせるべきか?
  • 検定試験も受けさせておいた方がいいのか?

ただし、情報を得る手段さえ持っていれば塾に通う目的が一つなくなります。

受験情報を得る手段
  • 受験情報誌を購入する
  • インターネットで検索する
  • 知り合いの実体験を聞く

入試の形式や傾向については年度ごとに変化がありますが、近年ではインターネットでも最新の動向を追いやすくなりました。

過去問題の研究などはできれば塾の力を借りた方が楽ですが、家庭でできるのであれば塾は不要です。

書籍でオススメなのは、声の教育者から出版されている高校受験案内

  • 見開きB4サイズで見やすい
  • 偏差値表が冊子序盤にまとめてあり、わかりやすい
  • 部活動の活動状況や大学の進路状況も数年分掲載

※画像は、【埼玉県】【2023年度受験用】のページですので、ご自身のお子様が受験される【地区】・【年度】のものをご購入ください。

【番外編】目標・目的がない子

塾が必要ない子の条件として「勉強する目標・目的がないお子様」も挙げられます。

少し厳しい表現になりますが、目標や目的もない状態でお子様を塾に入れても誰も得をしません

  • 保護者様 → 金銭的負担がかかる
  • お子様  → 嫌な勉強を学校以外でもやらされる
  • 塾の講師 → 仕事が楽しくなくなる

塾の講師は仕事なんだから関係ないだろ、という意見があるかもしれませんが、塾講師も人です。

どんなに頑張って指導しようとしてもペンすら持ってくれない生徒を目の前にすると、他の生徒への指導にも少なからず影響してしまう講師もおります・・・

うし

私が個別指導塾の担当教室を異動した直後に、まさに誰も得していない状況に出くわしたことがあります。
塾は、とりあえず通わせればいいものではないのです。

あえて得する立場を上げるとすれば、それは塾を運営している会社のみ。売り上げにはなりますからね。

お子様に勉強する目標も目的もない場合には、塾に入れるという方法は全くオススメできません。

じゃあどうすれば・・・

という方への一つの回答としては、

まずはお子様との会話機会を増やすこと

目標を持てとか言われても、何やったらいいか分からないもん

お子様も悩んでいる状況かもしれません。

お子様が勉強しなくて困っている、とお悩みの方は

また、勉強は嫌いでも、ゲーム感覚でなら楽しく学習できるお子様もおります。

その場合には、アニメーション動画がメインで使われている通信教育サービスもオススメです。

ご検討される際には、中学生にオススメの通信教育サービス8選も是非ご確認ください。

塾に通わない場合に親がすべきフォローは?

ここまでは、塾が必要ない子の条件をお伝えしました。

では、お子様を塾に通わせない場合に家庭ではどんなフォローをすべきか。

具体的には、以下の内容ができるかどうか確認しましょう。

塾に通う前の家庭でのフォロー
  1. 学習計画を一緒に立ててあげる
  2. 計画通り進行できているかチェックしてあげる
  3. 一緒に問題集を買いに行ってあげる
  4. お子様が分からない問題に一緒に取り組んであげる
  5. 一緒に志望校を調べてあげる

お子様に足りない要素だけをフォローできるのが理想ですね。

ただし、内容が難しくなってきたり、仕事が忙しかったりすると、フォローするのが難しいタイミングも当然出てきます。

その時こそ、足りない要素を補う目的で塾通いを検討しましょう。

塾探しの際には、複数の体験授業の一括申し込みができ、学習計画書も作成してもらえるイーリズム塾探しがオススメです。

※ただし、掲載されている塾の数は「塾ナビ」の方が圧倒的に多いため、近場の塾が見つからない時は「塾ナビ」もご活用ください。

まとめ:塾が必要ないかどうか不安であれば外部のサービスも検討しましょう!

以上のように、塾に通う必要があるかどうかは子どもによって異なります。

本記事を確認した上で、塾通いの必要性を感じた場合は、まず資料請求と体験授業の申し込みから始めてみましょう。

必要でない場合は、どの要素を親がフォローするか決めることが重要です。

勉強内容を教えるのは難しい

と言う方は、

無料なら→you tubeでの解説動画(とある男が授業してみた)

有料なら→通信教育サービス

を是非ご活用ください。

また、もし今塾にも通っていて勉強を頑張っているのになかなか成果が出ない・・・とお悩みの方は、是非ご相談ください。→お問い合わせフォーム

私は現在、塾でもできない部分をサポートするための指導を完全マンツーマン/オンライン形式で実施しております。

指導内容について

お子様に合った環境を一日でも早く見つけられるように願っております!

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